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面接は最後まで気を抜かない

去る16日秋田県湯沢市にて就職支援セミナーを行いました。
1330~1630の3時間で、就職活動の基本と面接のロールプレイングを行いました。

面接のロープレで、ある女性がそれまでの質問に笑顔でテキパキと明るく自信をもってお答していました。
そして、最後の「あなたの性格で気付いている点は何ですか?」という質問に対し、
「ハイ、几帳面なところです。(自信をもって)、ただ、几帳面すぎるところが難点です」と。やや、首をかしげざるを得ませんでした。

なぜならば、それまでの彼女の態度、姿勢、受け答えなどは完璧でした。
なのに「几帳面すぎるところが難点」と付け加えたのです。
時間がなかったので、それで終わったのですが、なにか事情がありそうでした。
おそらく、面接者はさらに突っ込みの質問をするはずです。
「几帳面すぎるところが難点というのはどういう事ですか?」と。

この場合、応募先に受け入れやすい長所を述べただけで十分ではないでしょうか?

終了後、彼女に真意を聞いたら、自分に厳しいので自分を許せないと言うことだったのです。しかし、どのような事情があるにせよ、面接ではしっかりと長所を伝えたらよいと思います。なぜならば、短い時間で採用されるよう自らをアピールしなければなりませんので。

だから、意味深なことを積極的に言わなくとも良いのではとアドバイスを与えました。

ところで、本日、妻と共にお互いの仕事に区切りがついたので、秋保温泉の有名ホテルを利用し、

昼食付き部屋付き日帰り入浴を楽しみました。

ホテル内の空間は日常味わうことがない癒しの空間、景色、雰囲気ばかりでした。

部屋の窓から見える美しい新緑、川のせせらぎが聞こえる露天風呂、もみじが群生している中庭、

大きなお膳に盛られた料理、所々に飾られている大きな生け花、すばらしい空間で、日頃の疲れを癒しました。

1430まで部屋を借り切っているので、食事後、うとうとと眠くなり横になりました。

ところが、1400頃からどやどや、カチンカチン、ワイワイとローカの方から大きな音がひっきりなしに聞こえました。

美味しい料理の余韻と静かな空間を楽しんでいるのにです。

非常に残念でした。

その約30分間でそれまでの心地よい気分と高級イメージのすべて飛んでしまいました。

部屋を借りている1430まで待てないのでしょうか?

非常に残念でなりません。

従業員の皆様には悪気はないでしょうが、少なくとも、襖の向こうにはお客さんがいることを忘れないようにして欲しいものです。

それまでどんなにうまくいっても、最後に印象が悪いことがあれば、全てが悪く思われがちです。

私自身も、講師として、セミナーを終了しても、受講者が会場を立ち去るまでしっかりと気を配らなければいけないと、気を引き締めました。

お断り:画像は2020年9月7日挿入しました。また、本文と直接関係ありません。

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