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定年公務員の民間企業への就職対策-その3-

2月以来、投稿が途絶えていました。
この度再開しました。前回からの続きをお読み下さい。

1 退職公務員の事情
2 自分を理解すること
3 具体的な就職対策
⑴ 弱点の補強
a 利益追求心に乏しい
b 柔軟性に乏しい
c 非合理性の受容が困難
以上前回まで投稿済み
d 頑固で挑戦意欲が低い
公務員に限らず、定年退職を迎える高年齢者は、一般的に「大ベテラン」、
「生き字引」「職場の神様」などと象徴されるように豊富な知識と経験を持っています。高年齢者の財産は何と言っても「豊富な知識と経験である」と言っても過言
ではありません。
しかし、「豊富な知識と経験」とは裏腹に、高年齢者は残念ながら、若年者と比
べてあまりにも「豊富な知識と経験」に固執し過ぎて、新しいことへの挑戦意欲が
低いことは確かなようです。

民間企業への再就職を考えるならば、「豊富な知識と経験」を持っていても、現
職時代に求められることと新職場で求められる資質・能力は異なるはずなので、そ
れに応ずるための新たな資質・能力を開発又は向上させる挑戦が必要不可欠です。

e 体力・気力の衰え
一般的に人間は加齢とともに体力・気力が衰えるものです。できないことの理由
に「年だから、」という言葉をよく聞きます。これこそ体力・気力の衰えに他なら
ないと思います。年をとれば、老化現象が顕著になり、病気にもなります。

しかし、社会で活躍している多くの高年齢者は、老化現象・病気と闘い、常に体
力・気力をキープしています。
たとえば、プロスキーヤーの三浦雄一郎氏。小さいころから不整脈の心臓病患者
であり、60歳代後半には高血圧・高血糖値であらゆる生活習慣病を抱えていたそ
うです。これらと闘いながら2013年5月23日、3度目のエベレスト登頂に成
功しました。

なお、前述の経営学博士望月氏によると、高年齢者は「無病息災」ではなく「一
病息災」でよいのではないかと主張しています。つまり、高年齢者の現実を見た場
合、「無病」はあり得ない。病気の一つや二つは誰でも持っている。それならば病
気に対する対策をしっかり取りながら人生を送るべきではないかと主張しています。
まさにその通りだと思います。

また、福島県南会津出身の星丹二博士は、健康長寿日本一の長野県について、標
高の高い土地で植物を育て(当然自然環境が良い)、よく働き、生涯学習を一緒に
できる仲間やご近所さんを持ち、多少の体調不良では病院に行かず薬も飲まず、    「自分たちの健康は自分たちで守る」をモットーに生きている人々が健康で長生きだ
と述べています。
(でこぼこになっていてすみません。編集画面ではきちんと整っているのですが)

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