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高齢者が団地内に喫茶店を開業!
とうとう開業。
65歳のYさんが、
食事ができる喫茶店を開いたのです。
店名は「カフェ・モリナール」
場所は仙台市青葉区錦ケ丘団地内です。
この団地は、仙台の中心部から西へ
10kmほど離れたところにあります。
この団地には、小学校がないため、
遠方のプレハブ校舎がある愛子小学校に
徒歩で通学している生徒さん。ようやく今年3月に
団地内にできる新しい小学校に通学するのです。
話はそれましたが、この団地には
欧州の城のようなアウトレットモールがあります。
しかし、住民がお互いに気軽に集う場所がないという。
そこで立ち上がったのがYさん。
実は筆者はこの話を5年以上も前から、
相談を受け、意見を述べさせてもらったのです。
だから、喫茶店の開店は、それなりに嬉しいもの。
筆者が今でも覚えているアドバイスは
「どうせ、人生一度限りです。
サラリーマンを終えたら、その後はどうする?
何もしないで死を待つ?
何もしないことほどつらいものはありませんよ。
ましてや、人や社会のお役にたつことを
生きがいとしているYさんにとっては。
死ぬとき、絶対に後悔しますよ。」と、
生意気にも、筆者よりも年長のYさんに助言しました。
生涯現役を勧める講師活動をしている筆者の立場が
このようなセリフを言わせたかも知れません。
Yさんは、仕事の合間に一生懸命構想を練っていました。
そして、家族を総動員して開店にこぎつけたのです。
家族のそれぞれの能力をいかして役割分担しております。
見事だと思います。
次の写真は大場氏の投稿から引用させていただきました。
さて、開店の様子を確認しようと
「食」に鋭い妻を誘い開店時間1130に入店。
派手さはないが非常に質素で落ち着いた平屋の建物。
手作りのステンドグラスを活用したという玄関。
とてもおしゃれです。
そして、最高の食材を利用し、本物の料理を提供。
さて、我々は「寝かせ玄米プレート」というランチ
を食しました。
これは、スープ、スイーツ、コーヒー付きという
フルコースのようなメニューでした。
値段は1700円。ちょっと高いのかなと思いきや
最高の食材と本物の料理をフルコースにすると
このくらいの値段なのかなと納得。
しかし、スイーツや飲み物をセットから切り離し
単品メニューにするのも一つの手かな?と思いました。
他には自家製生パスタ、ココナッツカレーなどがありました。
読者の皆様も是非とも寄ってみて下さい。
将来的には、イベントスペースを用意しているので、
料理教室、フリーマーケットなどが行われるようです。
イベントについて筆者も秘策を持っています。
軌道に乗ったら、店主のYさんへ提供しようと思っています。
なお、お祝いの送り主に「吉崎」の名前を見つけました。
次の写真は震災時放送されたときの吉崎氏です。
津軽スコップ三味線元チャンピオンで、
青森市内で居酒屋を経営しています。
彼も、開業前に筆者に相談をされた方です。