山形シルバー活躍応援セミナー11月20日
11月20日山形国際ホテルでシルバー活躍応援セミナーが開催されました。
第一部は地元出身歌手工藤あやのさんのライブとトーク。
とてもパワフルで高齢の受講者を元気づけました。
第二部はパネルディスカッションが行われました。
出演は山形シルバー人材センター連合会会長、山形弁研究家のダニエル・カールさん、
そして私の3人がパネラーを務め、MCは元アナウンサーの佐藤博子さん。
お隣のダニエルさんは、地元の人以上に山形弁を駆使して、
山形の情報をたくさん交えながら、高齢者は頑張ろうねの趣旨の話をされました。
途中で、とても不思議なことに気づきました。
機関銃のごとく山形弁が飛び出しましたが、
ダニエルさんは、いつ息継ぎをしているのか?
思わず、次に自分が話すことを忘れてしまいそうでした。
私は、「元気な高齢者は働く」よりも「働くから高齢者は元気になる」という旨を
あるデータをもって紹介しました。
①働いていない高齢者の医療費と介護費は、働いている高齢者よりも約2倍です。
②健康であっても、働いていない高齢者の医療費と介護費は、
働いている高齢者よりも1.9倍です。
働いていれば、医療費・介護費は少ない。
つまり、健康である。元気である。と言えるのではないでしょうか。
また、ほかのデータによれば、介護予備軍(正式には介護予防対象者)の高齢者が働いたら、
その半数が改善されたという結果がでております。
その後、健康の秘訣について質問を受けました。
①生活のリズムを守りながら、仕事をすること
②妻の料理をおいしく、完食すること
③自分の弱点をカバーすること
(たとえば、喉が弱いので、入浴時「般若心経」を、声を出して3回唱えること)
さいごにMCから「一言どうぞ」と言われましたので、答えました。
高齢者は、NNK、つまり「ネンネンコロリ」ではなく、
PPK、つまり「ピンピンコロリ」を目指しましょう。
そのためには働きましょう。働くと健康に気を使います。
その結果、健康になり、元気になります。
今後、多くの高齢者が「自分の居場所」で役割を果たし、
必要とされ、人の役に立ち、人から褒められ、認められ、感謝される、
そのような人生を心からお祈りしながら、
仙台行きの高速バスに乗り込みました。