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少女漫画ではないが、面接は「目に☆を」

平成23年2月15日のNHK朝のトップニュースは昨夜から降り続いた大雪の東京がテレビ画面にあふれていました。
私は、雪の多い山形県新庄市に滞在中。
新庄では走行中の道路からコンビニの建物が見えず、ただ、看板が見えるだけ。
私の愛用車は道路から絶対に見えません。
なにしろ積雪は1.5~2.5m以上はあるのです。
コンビニへは入り口にある雪の回廊を通過しなければなりません。

昨夜もうっすらと雪が降った。東京の積雪量と同じくらいだと思う。
しかし、東京で大騒ぎ。
一方、セミナー会場への移動の途中で2階建ての屋根から雪下ろしをしている人を見かけた。                             よく見ると、屋根のひさしが雪の重みでカーブを描いていた。

東京の大雪と新庄の雪のギャップを感じざるを得ませんでした。

ところで、尊敬する酒田市在住の就職セミナー講師は、たいへん印象的なことを話されました。

「面接のときは、少女漫画ではありませんが『目に☆(星)』を作って臨んでください。目がきらきら輝いているといいですよ。             そのためには、応募先に興味を持つことが大切です」 これを聴いた受講生から笑い声が出ました。

たしかに、目ヂカラが必要です。
自信がなかったり、落ち込んでいるとその雰囲気が表情、態度にも出ますが、
最も象徴的なのは目かも知れません。

しかし、いきいきした輝く目をしなさいと言われてもすぐできるものではありません。

就職難の時代、面接を10社も受けて採用されなかったら、誰しも落ち込むでしょう。
落ち込んだら、沈んだ表情、暗い目をしがちです。
しかし、本人はあせる。
ますます、沈んだ表情、暗い目になっていく。
しかし、この現象に本人は気がつかない。

デフレスパイラルと言われますが、これは面接スパイラルではないでしょうか?
面接を受けようとするときは、予想質問への答えを準備することも重要ですが、
まずは、自分の顔を鏡に映し出し、チェックすることも怠らないことが重要ではないでしょうか。
きらきら輝く目と明るい表情、できれば笑顔、和み顔を作ることができればベスト。
このためには、採用されなかった面接は過去のものと割り切って、新たに準備を進めることではないでしょうか。                    決して、面接に落ちたからと言って、人格を否定されたものではありません。

一方、定年退職者の再就職を支援する事業所の責任者に伺ったところ、
最近の定年退職者は、1社目に応募し採用されなかったことを経験して初めて、
本気モードになるそうです。
そうすると次の応募先には必ず採用される傾向にあると話していました。

失業者は常に本気モード。                                                           しかし、気持ちが暗くならないよう日常生活上の注意が必要です。                                         そのような顔にならないよう注意が必要です。

定年退職者は早めに本気モードにスイッチを入れることが重要です。

お断り:画像は2020年9月10日挿入しました。

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