なりたい自分になる-その前になりたい自分はどうやって決める?
大学生などを対象として、44名の市民講師が得意のテーマで
1コマの講座を担当し、受講者は思い思いの講座を受けるという
ユニークな職業教育が11月23日、東北学院大学で行われた。
受講者は最大4コマの講座を受講できる。
知人がその講師を務めるというので
是非聴講してほしいと誘われ、拝聴した。
改めて彼の実績を知って驚いた。
なんと彼は世界で初めてバーコードリーダーを
デザインした人なのだ。
他にも日産車のキーなどをデザインした。
1コマ50分はあっという間に過ぎた。
せっかくなので他の講座も拝聴した。
共通して言えるのは講師の熱意が熱く、
創意工夫した講座が面白い。
同じ講師としてとても学ぶことが多かった。
最後の講座は社長業をされている家村氏が
「なりたい自分になる方法」と題してお話しされた。
教室にはいりきれない程の満員ぶりだった。
手製のスケッチブックを利用し、全員に語りかけるように、
そして質問を交えて講座を進めた。
講座の概要はとにかくなりたい自分になるためには
なりたい自分を明確にしなさいということ。
なりたい自分が分からないという受講者のために次のように助言した。
①まず、考えよ
②あこがれの人を見よ
③応援者になるのも一つの方法
③は身近な人の応援者になって徹することだという。
「なりたい自分が分からない」「やりたいことが分からない」と
いうことが最も難題かもしれない。
以前、就職支援セミナーの休憩中にハローワークの職員と懇談した際、
何をしたいのかわからない人の相談が最も苦労するところだという。
共通する部分である。
実は私は若い人ばかりではなく、中高年者も多く悩んでいる方が
多いと感じている。
本ブログ、著書「中高年者の就職力パワーアップの秘訣」で解決策を
掲載しているので、何をしたらよいのか迷っている読者にはそちらを
読むことをお勧めしたい。
また、就職支援に関わる人にも是非お勧めしたい。