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高齢者の就職活動は「健康」をアピール
10月14日付け河北新報に
「健康」アピールが鍵 というタイトルで
シニア世代の履歴書の書き方や面接試験の受け方について
特集が組まれた記事が記載されていた。
履歴書での失敗は志望動機や特技を空欄に
したまま送付するケース。
なぜ、この仕事を志すのか。
熱意を込めて、自分の言葉で書こうという。
重要点は健康面の説明を具体的にすべきだという。
さらに、職務経歴書は
①なるべく1枚でまとめる
②自分の強みは何か具体的に書くべきだという。
面接試験では大事なのは第一印象。
背筋を張って、背中が伸びていると若々しい印象を与える。
小さな声はタブー。
ここでもキーワードは「健康」だという。
最後に禁句が掲載されていた。
「他に行ける会社がなかったもんで、ここを受けに来ました」
「お宅の社風が気にいってねえ・・・」
職歴がいかに華やかでも最後は人柄勝負、
自分の良さが悔いなく出せるようベストを尽くそう。と。
このネタは求職者の支援を行う公益財団法人
「東京しごと財団」の平野氏に取材したそうだ。
私も全く同感である。
特にベストを尽くすということについて申し上げると、
国家試験などは合格ラインがあるが、
就職活動には合格ラインがない。
従って、ベストを尽くす他はないことになる。
だから、自分の良さ、すなわち能力・意欲・人柄を
余すことなく相手に伝えるべきである。
もっと言えば、伝えるべき魅力を発見し、又は磨き、
それを100%相手に伝える努力が重要である。
たくさんの魅力があっても、それを認識しなければ
当然伝わらない。
さらに、伝える方法を知らなければ伝わらない。
伝わらなかったら、どんなに素晴らしい魅力があっとしても
就職活動上は全く意味がない。、
反対にそれほど魅力がなくとも、100%以上伝えることが
できれば就職の可能性も高くなる。
この法則をしっかりと身につければ、
中高年者であっても就職は可能であると考えている。
自らの素晴らしい魅力を発見し、又は磨きをかけ、
それを100%以上相手に伝える術を身につけて、
新しい職場で輝いて欲しいと願っている。
画像は2020年9月6日挿入した。