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マイナス言葉はやめよう

6月11日午前、ある事業所の定年予定者に対し、就職活動における面接技法を伝授した。

受講者どおし、応募者役、面接官役を交代しながら行うロールプレーイング。
まだ、本格的就職活動をしていないにもかかわらず、皆、真剣そのもの。
面接室への入り方、自己紹介、お辞儀、移動、座り方、表情、視線、話し方、話す内容などすべてをチェックします。
その結果、かなりのハイレベルだと感じました。

しかし、気になることがありましたが、
そのうち特に顕著だったのが「マイナス言葉」を発する受講者がいました。
すべてにおいて満点ですが、その「マイナス言葉」のため、
彼の印象を悪くしているのです。

「マイナス言葉」とは

「まだ、できませんが、」

「やったことがありませんが」

「何もできませんが」

「始めるのが遅かったのですが」

などと言った言葉を指します。

言っている本人は謙遜しているつもりですが、聞き手にとっては耳障りにしかなりません。

ところで就職活動には、国家試験のようにここまでとれば合格という合格点がないのです。

だから、自己ベストを尽くすしかありません。

決して、楽して、採用されるという魔法の手はあり得ません。

就職活動の重要なステップである面接においては、

自らのアピールポイントを確実に伝え、よい印象を与えることが大切です。

そのとき、「マイナス言葉」はそのよい印象を減少させてしまう効果があります。

従って、このような「マイナス言葉」は言わないようにしましょう。

普段、このような言葉を使っている方は、つい面接の場面でも出てしまいますので、

普段から使わないように注意しましょう。

お断り:画像は2020年9月7日挿入しました。

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