なつかしい場所で、悲しい事故が発生してしまった
最近、テレビやラジオから
「宮城県柴田町下名生」「白石川」が頻繁に報道された。
以前、15年間住んだ自宅があった住所だ。
とても、悲しい事故が発生した。
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8月6日、白石川で遊んでいた女子中学生が行方不明、捜索中。
8月7日、白石川の川底で遺体として発見された。
テレビで放映された白石川の河川敷は、かつて、愛犬を運動させたところ。
若い二人のご冥福をお祈りする。
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変だなと思うことが二つある。
一つ目は、
このような事件・事故が起こると、
よく校長先生が、生徒の普段の状況を説明する場面や、
時には謝罪する場面が報道される。
あたかも、生徒に関することはすべて学校側に責任が
あるかのごとく。
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今回の事故は、学校管理下でないので、
学校側には責任はないと思う。
それでは、家庭、地域の責任か?
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妻は当時、川で遊んでいる子供を見つけると、
声をかけて注意していたという。
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我々は、生徒に何かがあった場合、
すべて学校側の責任だと思い込んでいないだろうか?
エビデンス(根拠・証拠)、
原点に帰ってみるべきではないだろうか?
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二つ目は、
事故があったのは8月6日。
学校は休校。理由は職員の健康診断のためだという。
そして7日が終業式だという。
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待てよ、終業式の前日は職員の健康診断で休校?
職員の健康診断が優先?
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通常、学校では、終業式の日に、
夏休み前の注意事項を行うようだ。
ところが、生徒は、6日にはすでに夏休みモードに入っていたと思われる。
この1日のずれ!
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エビデンス(根拠・証拠)、
原点に帰ってみるべきではないだろうか?
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コロナの関係で健康診断の日程調整が困難だったかも知れない。 しかし、「生徒が優先」と考えれば、
どのような事情があるにせよ、
終業式は6日とし、夏休み前の注意事項を行うのが
自然ではないだろうか?
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下の写真は、当時住んでいた頃の珍しい冬景色。
手前が白幡橋の欄干、中央が白石川、向こう側の霧の部分は
阿武隈川。右から左へと流れている。
とても神秘的である。
ところが、残念ながら白幡橋の手前で、
悲しい真夏の事故が起きてしまった。