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定年後ソバ屋とソバ教室を経営

定年後、宮城県岩出山にてイワナとソバ屋を営む金田氏と筆者

妻が鳴子温泉に行きたいというので、以前からお名前を聞いていたので、チャンスがあれば立ち寄ってみたいと思っていた、もみじ野に立ち寄りました。
そこで昼食をとりつつ、初めて店主の金田氏にお話しを伺いました。
まだ、早い時間であったので、氏は普段着で私たちのお相手をしてくれました。
ソバを食べ終えた頃、いつのまにか白の帽子に黒のシャツを着込んだ店主らしい出で立ちになっていた。
写真はまだ着替える前のものです。
平日だというのにすでに多くのお客さんが入ってきました。
遠くからは千葉県からやって来たという老夫婦たちとも懇談したりして、
氏も飾らない性格なのか誰とも友達感覚で接しているようです。

氏は、7年前に自衛隊を定年退職してすぐにこの地を開拓しました。
なぜ、ここなのか。
ここは山深いところで近くに民家もありません。
それは、素晴らしいわき水があるからだそうです。
(察するに、イワナと美味しいソバのためのようです)
そして、イワナの養殖をしようと考え、そして、並行してソバ屋を始めたそうです。
さらにソバ教室を開き、今は6人の弟子が宮城県などで独立開業したとか。

店のベランダにいるとなぜか落ち着きますね。
水が流れている沢なのでマイナスイオンがあるのか、
空気がおいしいせいなのか、人間らしくなるというか、
普段味わえない雰囲気があります。

私たち夫婦はソバを食しましたが、
本当に美味しかったですね。
また、ミズナの実とイワナなどの天ぷら、ふきのとう味噌は特に印象的でした。
残念ながら宮城県内にはそれほど美味しいというソバはここを除いてないと思います。

いずれにせよ、氏はお金をかけず、ほとんど手作りではじめたそうです。
写真に写っている椅子やテーブルはすべて手作りです。
しかし、開業するまではたいへんな苦労をされたそうですが、
今はそれ以上に楽しいそうです。

左上の写真は店内の風景です。                               右上の写真は修行中のM氏です。(テント生活中)

こちらの方は仙南地域からやってきた、某事業所の定年退職を機に氏の元で修行しているMさんです。

修行が終わったら開業なんでしょうね。

将来が楽しみですね。

「私の場合、定年退職してからが本当の人生なんですよ」
と笑いながら話していた金田氏の表情は子供のようにいきいきと輝いていました。
素晴らしいですね。
就職難に悩んでいる中高年の皆さん、独立開業も考えてみてはいかがでしょうか?
もみじ野のホームページ  http://momijino.jp/

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