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「自分史」を整理しておこう

昨年12月31日、体調を崩して入院中だった実母が
3月6日夕方亡くなった。

翌朝、青森県津軽の実家での葬儀のため、吹雪の中、車で帰省した。
喪主は実家を離れた長男ではなく後継ぎの二男。
二男は手指や足が不自由で、電話のダイヤルをするのもままならない。
また、強い老眼もあるので私が手伝わなければと思い、
葬儀の準備から終了まで手伝った。
到着したその日に、3月10日通夜、11日葬儀と日程が決まった。

さて、喪主の挨拶は兄弟3人で分担することになった。
長男は通夜に、三男の当方は葬式に、喪主の二男は供養膳にと。
葬儀屋さんから受領した喪主用の挨拶は次のとおり。

とても、挨拶と言える内容とは思えない。
ならば、自分で準備しようとした。
すると、二男が猛反対した。とにかく短い方がいいという。
それが習わしとなっているようだ。
当方は反論した。

これまで、たくさんの葬儀に参加した経験から、
参会者は次のことを知りたいと思っている。

①亡くなった人は、直前はどのような経緯でなぜ亡くなったのか。

②生前はどのような人だったのか。いかに生きてきたのか?

③葬儀参列者とかかわるような功績の有無は?

④亡くなった人から、何を学んだことの有無?

⑤遺族とは誰なのか、遺族の決意は?

以上の内容を含めるべきだ。
そのためには、ある程度長くなってもいい。
それが、故人のため、わざわざ多くの時間を割き、
高いお金を出し、弔問してくれる葬儀参列者に報いることだと。

しぶしぶOKをもらったので準備を始めた。

文面を作成するため、続々やってくる親族から情報収集。

タブレットで起案。上記の内容をすべて含めたかったが
他の業務の関係で時間や資料が不足しており、
やむを得ず、文面は、次のとおりとした。

①自己紹介(今挨拶している人は誰だ? に答える)

②参会者に対するお礼の言葉

③死亡者の生い立ちなど(どのような人だったのか?)
・生まれた頃の状況(年月、場所、続柄など)
・社会人として生活
・結婚後の生活
・趣味や生きがいなど

④施設入所生活から亡くなるまでの経緯 (どのようにして亡くなったのか?)

④生前のお礼と遺族からの決意とお願い

⑤あらためて参会者に対するお礼

文面が完成し、寒い車庫の中で、一人数回声を出して練習してみる。

本番は、礼服のポケットから原稿を出したが、結局全く見ないまま、
参会者に目を向けたまま、語りかけるように挨拶を進めた。

終了後、親族で最も過激な発言をすると言われている東京の
叔父(実母の弟)から意外と絶賛された。

さいごに、今後見送られる立場の者は、
ある程度「自分史」をまとめておく必要があると強く感じた次第である。
それが、今後の生き方にも結び付くのではないかと思う。

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