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素晴らしい点をアピールしよう
5月3日憲法記念日、妻が放送会社からある温泉の入浴券をいただいたので、
二人で、とある温泉へ出かけた。
外は20°C前後で車の中は比較的暑い。
しかし、風はやや冷たく感じられる。
フロント付近はお客様で混雑。
なんとダーツを楽しんでいるのである。
フロントで確認して、5階に上がった。
エレベータの入り口にはすぐに番台があり、そこにも多くのお客様がいた。
入浴券を差し出し、コインロッカーに貴重品を入れようとしたら、100円硬貨がない。
そこで番台のおばさん(パートらしい)人に500円硬貨の両替をお願いした。
何も言わずに硬貨入れを持ち出し、5枚の100円硬貨を差し出した。
その人はたいへん手際よいので、私は慣れているのだなと感心した。
お客様の波もとぎれたようなので、ついでに、声をかけた。
「ずいぶんと、混んでいますね」と言ったら「連休だからね!」と手際よく返ってきた。
しかし、なんとなく入浴したいという意欲が失せてしまった。
なぜだろうか?
あとで考えた。
もし、次のようなことを言ってくれたら気持ちいいのになあと気付いた。
「ええ、お陰様で多くのお客様が来て頂いてたいへん喜んでいます。
ただ、この混雑ぶりではお客様には窮屈かも知れません。
しかし、当温泉は泉質がよく疲れもよく取れます。
しかも、窓からの見晴らしがよく、きれいな町並みや海が一望に見渡せます。
さらに、露天風呂は風がありちょっと寒いかも知れませんが、海の風が心地いいですよ。
是非、楽しんで下さい。」
と言われたら、約2時間車を走らせたかいがあったのかも知れません。
そして、また来たいと思うでしょう。
しかし、私は次はわざわざ行きたいと思いませんでした。
なお、文中の表現は、実際に入浴して分ったのです。
中高年の皆さん、当たり前だったかも知れませんが、
視点を変え、素晴らしいことを見つけ、きちんと伝えましょう。
それによってリピータが増えます。
お断り:画像は2020年9月7日挿入しました。